2010年9月22日水曜日

名古屋市営地下鉄伏見駅地下街

先日名古屋に行ってきた。
長者町繊維問屋街の帰り、伏見駅から地下鉄乗車。

伏見駅、すごい。まず大通りにある、地下鉄の入り口。水色のペンキで塗られ、黒いスプレーで伏見駅と印字してある。
とてもかっこいい。いいのである。美しい入り口です。



で、地下に入ると駅改札口まで、数分間ずっと地下街が続いている。
細い地下街だけど、結構通りは長い。

以前の銀座線浅草駅の地下街と同じ雰囲気と匂いがする!!
ヘンな匂いだけど、なつかしい匂い。



古い飲食店や、赤ちょうちんにまじって、最近ぽいギャラリーなんかが数軒。仲良く同居。

古い板書された、地下街の説明がある。昭和35年頃できたらしい。だから、ヘンな匂いがするんだね。

 長者町繊維街といいこの地下街といい、伏見近辺は私にはたまらんエリアです。

2010年9月17日金曜日

犬山市:有楽苑

名古屋のおじおば宅にでかけたので、今回はぜひにと犬山市の有楽苑
連れていってもらいました。
名古屋市の北に位置する犬山市。川の向こうはもう岐阜県鵜沼市です。

有楽苑は犬山城の下にある、名鉄関係の国宝の日本庭園。
信長の弟、織田有楽遺構の茶室など集めた庭園です。


これで3回目の訪問、地味だけど本当にいい庭園なのです。

庭を歩くと、日本人がいかに小柄であったか。
小さな小さな道や、築山。
こまやかで洗練されているのに、それが悪目立ちしない。

なかでも国宝になっている如庵という茶室は本当に小さくて。
でも何か、経年して積った空気や気配、心意気が伝わり、畏敬の念を自然に抱いてしまう。
不思議なお茶室です。

係員の方や庭の手入れする方達がここを深く愛する気持ちが伝わってきて、それもいいのです。


方々へ出かけるとたまにこんな場所があります。もう一つは、高松市の栗林公園。
こういう場所がある事が、自分の宝です。