名古屋のおじおば宅にでかけたので、今回はぜひにと犬山市の有楽苑に
連れていってもらいました。
名古屋市の北に位置する犬山市。川の向こうはもう岐阜県鵜沼市です。
有楽苑は犬山城の下にある、名鉄関係の国宝の日本庭園。
信長の弟、織田有楽遺構の茶室など集めた庭園です。
これで3回目の訪問、地味だけど本当にいい庭園なのです。
庭を歩くと、日本人がいかに小柄であったか。
小さな小さな道や、築山。
こまやかで洗練されているのに、それが悪目立ちしない。
なかでも国宝になっている如庵という茶室は本当に小さくて。
でも何か、経年して積った空気や気配、心意気が伝わり、畏敬の念を自然に抱いてしまう。
不思議なお茶室です。
係員の方や庭の手入れする方達がここを深く愛する気持ちが伝わってきて、それもいいのです。
方々へ出かけるとたまにこんな場所があります。もう一つは、高松市の栗林公園。
こういう場所がある事が、自分の宝です。
備忘録
10 年前
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